2020.0529 なんとしてでも成し遂げたいとき。
みなさん、おはようございます。
リモートワークの良さを今頃、肌で感じているヤナマリオです。
#リモートワーク4日目
#一生これがいいなあ
さて。
今日は、『困難な状況でも立ち向かえるマインドに持っていく』というテーマでお話したいと思います。
昨日のブログでは、困難な状況における「不安」や「恐怖」にどう対処するかという話をさせていただきました。
#結構、ユニークな方法なので、興味あったら御覧ください!
しかし、それらの対処をするに、困難状況に立ち向かおうとする確固たる信念がないと、なんの効力も発揮しません。
それなので、今日は、その自分自身の根幹に関わる自分自身を突き動かす方法をお話していきたいと思います。
#日本サッカー協会の村井チェアマンによると、このメンタルリバウンディングできる人間が大きく成長できるらしい
では、実際に、「不安」や「恐怖」に襲われているとき、気が落ちているときにどのようにv字回復することができるのでしょうか。
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自分1人だけではないということを認識する
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行動をしないと損する理由を見つける
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今まで感じてきた不満をガソリンとして利用する
それでは、実際に具体的な行動レベルまで落とし込めるように説明していきたいと思います。
1.自分1人だけではないということを認識する
何か大きなことを成し遂げようと思ったり、みんなと違うことをしようとした時に、大きな壁にぶち当たると、僕たちは「孤独感」に襲われると思います。そのような状況に陥ってしまうと、僕たちはそこに立ち向かう気力が削がれ、みんなと同じ道に戻ってしまい、せっかくの目標が台無しになってしまいます。
#すげーモッタイナイよね
しかし、世界を変革してきたり、大きなことを成し遂げてきたのは、小さなグループのみが実現できる特権なのです。それなのに、「孤独」が原因で、自分の道を諦めてしまうなんて、道理に合わないじゃないですか。
では、どうすればいいのか。
それは、最低1人の支持者を見つけるということ。
なぜ、支持者が必要なのか。
それは、ソロモン・アッシュという心理学者の実験で説明できます。
自分以外の7人とともに別室に連れて行かれ、 下記の絵を見せられます。
そして、左側の線の長さと同じ長さなのは、A,B,Cのどれかという質問をされます。
#こんなのだれでもできるだろ
だれもが間違いないような質問に対して、1番目と2番目の回答者がわざと間違えた回答をさせて、それ以降の人間が、どう回答するのかという実験でした。
#1番目と2番目の人間はサクラだよ
#この意図がばれないように18回質問して、最初の2回はサクラも正しい回答をしたみたい
その結果、3/4以上の被験者が少なくとも一回は誤った回答をしたのです。
#マジかw
つまり、この実験からわかることとして、みんなと意見が違うというだけで、確固たる信念が揺らいでしまい、多数派に迎合してしまうのです。
また、この実験で、自分以外の誰かが1人でも正しい回答をすると、迎合して間違った回答を選ぶ確率が劇的に低下していることがわかっています。
ここからもわかるように、僕たちは1人の味方がいるかどうかで、信念という柱の強度が特段にアップするというのです。
#ひとまず、孤独感からは解放されよう
2.行動をしないと損する理由を見つける
困難な状況に立ち往生して路頭に迷っているとき、僕たちは、近視眼的になり、その先を見据えることを忘れてしまいがちです。
そんなときにやるべきようなことになるですが、人間がこれまで培ってきた心理的な特徴を逆手に取るのです。
その心理的な特徴とは、「損失回避性」というもので、人間というのは、利益よりも損失のほうが同じ価値であったとしても恐れるというものです。
#コレクターが買値より高値でしか売ろうとしないのはその原理
僕たちは、
そのままでは損をしてしまう可能性が少しでもある場合は、可能性を念入りに排除し、
そのままでは確実に損をするという状況では、リスクを冒してでも損を取り返そうと奔走するのです。
#前者は、小さな訴訟に対して、高額の示談金で解決するようなときだね
#後者は、借金している状況で一発逆転を狙って、ギャンブルをする人間だね
今回は後者をうまく逆手に取っていきたいのですが、
「その困難状況を打開しないとどんなものを失うだろうか」
「このまま逃げたら、どんな顛末が下るだろうか」
こう考えてみると、やらないといけない理由が見えてきませんか?
自分の道を諦めたら、AIが台頭してきた時に、自分ができることがAIにもできてしまい、
「あれ、俺って何をして、稼げるんだ?」
という問題に直面して、手遅れになるなんてことも容易に想像つくと思います。
僕目線でのこの考え方は、非常に役立つものだと捉えてます。
もちろん、近視眼的になって、落ち込むときはありますが、ふと、損してしまう未来を想像すると居ても立っても居られなくなります。
#みなさんも想像してみて
#面白いくらい行動に移せるから!
3.今まで感じてきた不満をガソリンとして利用する
これは、発火剤としての役割を担っていて、ほとんどの人が、これを元にスタートを切っていると思います。
しかし、これは言葉で言うよりも難しい部分があります。
なぜなら、「不満」には、様々な思いが絡まり合っています。
嫉妬や憎しみ、悔しさ、怒りと数多くの感情から不満を形作っているので、実際に発火剤にさせたはいいものの、目的に沿った発火剤にならなかったりするわけです。
#怒りは表出すると倍増するから気をつけようぞ
では、この「不満」をコントロールするには、どんな指針を持つべきなのでしょうか。
それは、自分以外の被害者に目を向けて、「共感的怒り」を呼び起こすのです。
つまり、他社への不当な扱いを正しくしたいという欲求を芽生えさせるのです。
研究によれば、「他者に対して」怒りを感じていると復讐心が生じるが、「他者のために」怒りを感じていると、正義やより良いシステムをつくる動機になることがわかっています。
確かに、自分以外の被害者を知ることで、彼らの尊厳もを守ることも念頭に置かれるため、強い「不満」を持ちながら、冷静な判断ができるような気がします。
#そこまでの憎しみを持ったことないからわからないけど、、、
これからの人生でおそらく、強い憎しみを持つ機会がありそうなので、
このことは頭の片隅に置いておきたいと思います。
以上で、困難な状況に挫けそうになったときの対処法を書きました。
そして、ここ数週間の話の元ネタであるこの本も無事、書き終えました。
僕にとっては、こうやってブログを書いていて、大変、勉強になったなと感じます。
みなさんの感じ方はわかりませんが、僕のブログで少しでも、お役に立てたらいいなと思っています。
また、来週からは話のネタが変わりますが、よろしくお願いします!
以上。