2020.0624 これだけは受け入れたい。

みなさん、おはようございます。

昨日、兄の影響もあって、米ドルを1000ドル買ったヤナマリオです。

#ただの報告

#米株に手を出す日が近づきつつある

 

さて。

今日は、『僕たちがもっと受け入れないといけないこと』をテーマにお話したいと思います。

 

昨日のブログでは、「直感」というものの仕組みを説明し、「直感」を過小評価しているのではないかというお話をしました。

#興味ある方は読んでみてください

 

そして、僕たちは、「直感」を働かせるにあたって無意識に行っていたことがあったように、他にもたくさんの無意識に行っていることがあるのではないかと思うわけです。

 

それを今日は、考えていきたいのですが、

まずは、心理学では代表的な「プライミング効果」をご説明させてください!

#これを知ることが無意識の行動を受け入れる第一歩

 

ライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制することを指します。

 

言葉で説明すると、イメージがつかないので、プライミング効果を表す実験を紹介します!

#二人のオランダ人研究者の実験です。

 

雑学クイズのゲームから難問ばかりの42問を集め、学生のグループに答えさせた。

学生の半分には、ゲームを始める前の5分間に教授になるということについて考えさせて、頭に浮かんだことを書き留めてもらった。

残りの半分の学生には、ゲームを始める前に、サッカーのフーリガンについて考えさせました。

#フーリガンとは、サッカーの試合会場の内外で暴力的な言動をする暴徒化した集団のこと

その結果、「教授」グループの正答率は、55.6%で、「フーリガン」グループの正答率は42.6%だったのです。

 

 

ここからわかることは、頭の良さを示す「教授」という言葉を自分と関連付けることによって、難しい質問に緊張しながら正しい答えがすらすらと出てきたのです。

 

無意識な出来事ですので、心の奥底から信じられないかもしれませんが、

このように、先行の刺激によって、後方の処理や行動に大きく影響を及ぼすことが数多くの研究で分かっています。

 

ある実験では、「老人」という言葉のようなものをバレないようにインプットさせたら、そうでない人よりも明らかに歩くスピードが遅くなったという研究なんかもあるみたい笑

 

ライミング効果のように、僕たちの身体の中では、無意識的に不思議なことが起きてしまっていることがお分かりいただけたと思います。

 

そこで、本題に入っていくと、

僕たちは何を受け入れないといけないのか。。。

 

それは、無意識のうちに起きていることを言語化することができないということです。

 

大金持ちになりたいからといって、色んな大金持ちに話を聞いたり、情報を集めたとしても絶対に大金持ちになれない理由はまさにここにあって、

僕たちは、言葉で説明できないけど、無意識的な行動が大きな影響を及ぼしているなんてことがたくさんあるのです。

 

ましてや、言葉で無理に説明しようとした結果、無意識に誤った情報を教えている可能性があるということも忘れてはいけません。

#悪意なく騙されている可能性があるかも?

 

それを象徴するエピソードとして、

プロ野球選手が、ボールを打つ瞬間までボールの軌跡を追えているかのように

 

「ボールが止まって見えた。」

なんて、インタビューで話す選手がいるかも知れませんが、

実は、ボールがバットに当たるのは、0.003秒間の出来事らしく、見えていないも同然らしいのです。

#0.003秒はノーチャン

#止まっているように見えたってのが正しい回答かもね

 

つまり、無意識のレベルでしか気づけないような出来事を、無理に言語化しようとした結果、もっともらしい答えで取り繕ってしまっていることが往々にしてあるのです。

 

だから、僕たちは、

「説明できないことや無意識に起きる気づけないことがあるのかもしれない。」

というマインドで生きていく必要があるのかもしれません。

 

そうすれば、もう少し楽に物事を考えられるかも!

#受け入れるか受け入れないかはあなた次第

 

以上。