2020.0520 パイオニアにならなくてもいいじゃん。
みなさん、おはようございます。
昨晩、眠っている最中の夢で、スペインにてサッカー道具の窃盗にあったヤナマリオです。
#なぜにスペイン笑
#半分以上、日本人でした
さて。
今日は、『なんでもかんでもパイオニアになるべきなのか?』をテーマにお話したいと思います。
originalな人間を目指すにあたって、ここを履き違えてしまうと、大変もったいないことになりそうだと思ったので、自戒のためにもお話させていただきます。
originalな人間というのは、いつも先頭を走っているイメージがあるので、「パイオニア」という言葉が連想されてしまうかと思いますが、ビジネスに目を向けてみるとそれは、結果論だと分かります。
AmazonやNetflixも、今となっては、それぞれの分野の「パイオニア」と見られていますが、ここに至るまで、幾多のライバルに打ち勝ってきた過去があるのです。
#Netflixとブロックバスターの争いは見物!
つまり、そのライバルたちが姿を消して、現在、独走状態となったことで、「パイオニア」と見られているに過ぎないということです。
#実績を残したパイオニアだってことですね
また、学術的な研究では、真のパイオニアと言われる先発企業(いち早く行動した企業)に関する利益はまだ意見が分かれており、優位性は確立されてなかったりします。
#先発企業だからこそ悩むこともあるみたい
確かに、いくら誰よりも早く行動したところで、それがターゲットにウケなければなんの意味もないですから、originalな人間を目指すことと「パイオニア」になろうとするのは、また違う問題なような気がします。
#需要と供給のお話
では、私たちはoriginalな人間を目指すには、どんな心構えが必要なのでしょうか。
パイオニアになろうと意気込めば、originalな人間を目指しやすかったですが、それではダメな私たちは、なにをすればいいのだうか。。。
それは、2種類のイノベーションを起こせるイノベーターがいて、誰もがどちらかに属しているんだということを理解すると解決できるんじゃないかと思います。
- 「概念的イノベーター」
- 「実験的イノベーター」
1.「概念的イノベーター」
これは、一般的に私たちがイメージしているイノベーターのことで、独創的なアイデアを初期に生み出せる人間です。
いわゆる、「生まれながらの変態」です。
彼らは、飛び抜けて独創的なアイデアを生み出せる反面で、1度アイデアを生み出してしまうと、そのアイデア視点での考えに滞ってしまうというデメリットもあります。
#だから、天才は飽きっぽく見えちゃうのかも
ちなみに、アインシュタインは、相対性理論ベースでしか考えられなくなってしまったらしいですよ。
#それもそれでカッコイイ副産物だけどw
2.「実験的イノベーター」
これは、知識とスキルを何十年も蓄積させることで、originalな発想の源泉を作り上げられる人間のことを指します。
いわゆる、「変態を目指すベテラン」です。
彼らは、知識やスキルを習得する時間を要する、反面で、その分野で常に新たなアイデアを生み出せるようになるのです。
#こっちの人間は格好いい
#遅咲きの所以
「概念的イノベーター」ばかり認識されていて、「実験的イノベーター」が忘れ去られがちですが、後者の著名人も数多くいることも、認識しておきたいところです。
#リチウム電池でノーベル賞を受賞された吉野彰さんもそうですね
こうやって、見てみると、私たちには、まだまだoriginalな人間になる可能性がありますし、諦めるには時期尚早な気がします。
どちらとしても、環境次第ではいくらでも可能性はありますから、自分がどちらのタイプを見極めることだけは、意識しておきたいですね!
#頑張るぞー
以上。