2020.0519 もう早く決めろなんて言わせない。
みなさん、おはようございます。
今日から雨が続きますので、傘は持ち歩くように意識しているヤナマリオです。
#みなさんも気をつけてね
#傘忘れがちな僕みたいな人は特に!
さて。
今日は、あえて、決断を先延ばしにするとどういう事が起こるのかをテーマにお話したいと思います。
多くの人は、決断というのは早ければ早いほど良いと色んなところで耳にしてきたと思います。
その真意はどういう事か考えた事ありますか?
#実は、僕もそこまでなかった
おそらく、その真意は、決断をするに至って生じる「不確実性」に惑わされ、迷いや悩みから、時間の無駄使いをしないことを見越して、みんなが即決を推しているのだと解釈しています。
#違ってたらごめんなさい
つまり、ここでは、「生産性」をメインに話を展開していることになります。
では、「創造性」を軸に話を展開したら、「生産性」と同じようなオチに落ち着くのでしょうか。
#不意のダジャレに自分もびっくり
結論から申し上げますと、『先延ばしは、創造性の源になる。』ということです。
先延ばし屋として有名な人物としてレオナルド・ダ・ヴィンチが挙がられます。
彼の描いた作品の一つの『モナ・リザ』は、1503年に描き始め、何年かの間に描いてはやめてを繰り返し、亡くなる直前の1519年に完成させていたりしています。
#彼は、なんでもそうだったみたいです
科学研究のコンテストで実績を残した人物を対象にした実験でも、通常の仕事やクリエイティブな仕事、普段の生活、健康関連の活動の中で、2つ以上を先延ばしにする人間が70%近くいたことがわかっています。
では、実際に「先延ばし」をすると、どんないいことがあるでしょうか。
- ツァイガルニク効果
- 柔軟性を高く保てる
1.ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、旧ソ連の心理学者が発見したもので、達成した課題より達成できなかった課題の方をよく覚えているということが証明されています。
例えば、ドラマ最中に悪意に挟んでいるテレビCMがそうなのですが、あれは、ドラマの流れを完結せずに、一旦間にコマーシャルを挟むことによって、脳の記憶容量を奪い取ろうとしてるわけです。
#そんな良い方法ではないような気もするけどw
あえて、完成のステータスにさせないことで、脳の記憶に残させ、思いつきやアイデアを待つということが可能になるわけです。
2.柔軟性を高く保てる
これは、上の話に続くことになると思いますが、脳の記憶に留められる分、様々な可能性を試し、トライアンドエラーを繰り返し、改良できるメリットがありますね。
この言葉、実は、台本に用意された言葉ではなかったのですが、彼自身、当時のこの演説の重要性を理解していたため、原稿を当日まで完成させずに、あれやこれやと色んな言葉を模索しては「先延ばし」にしていたのです。
ギリギリまで先延ばしにして、もはや完成というステータスにしなかったことで生まれた、名言だったというわけです。
#もう偉大でしかない!
このように、クリエイティブな発想をベースとする時には、「先延ばし」が非常に効果を発揮します。
みなさんも、その時と場合で先延ばしの是非を問うて、斬新なアイデアに行き着いてみてください!
#僕も頑張ります!
以上。