2020.0413 悪い状況でも捉え方で変わるぞ。

みなさん、おはようございます。

自分のオフィスで在宅勤務が増え、着々と人数が減ってきて、「オフィスの人数が少なってきて、感染のリスクないから君たちはここで働いてね。」なんて言われるんじゃないかと心配しているヤナマリオです。

#東京縦断勢だぞこっちは

#常駐社員の洗礼

 

さて。

今日は言葉のチョイスや、文章の表し方で、こんなにも捉え方が変わるんだよってことをお話したいと思います。

 

まずは、以下の二つの文章をご覧ください。

 

術後1ヶ月の生存率は90%です。

術後1ヶ月の死亡率は10%です。

 

この二つを並列に見てみると、「パーセント」を知っている限り、同じ意味だと認識していると思います。

#%ってよくみるとおもろい記号だ

 

しかし、医者に片方を提示した上で、この手術を行うか否かを問うてみたところ、

 

なんと前者は8割以上が行うと答えたのに対し、後者はその割合が5割だったんです。

#お医者さん助けて!

 

同じ意味なのに関わらず、意思決定に大きな違いが生まれてしまっていますが、この現象はフレーム効果と名付けられています。

 

つまり、問題の提示の仕方によって、考えや選好が大きく異なり、不合理な影響を及ぼす可能性があるんですね。

 

では、こいつとどう立ち向かっていくべきなのか。次の例で考えてみましょう。

 

 

1.ある女性が8000円のコンサートチケットを2枚買いました。ところが、劇場に着いて、いざそのチケットをバッグから取り出そうとしますが、チケットが見つかりません。

彼女はチケットを買い直すでしょうか。

 

2.ある女性がコンサートを見に行こうと劇場 

行き、8000円のチケットを2枚買おうとしました。ところが、バッグから財布取り出し、チケット代として用意したはずの16000円がなくなっています。ただクレジットカードは持っています。

彼女はクレジットカードで買うでしょうか。

 

前者と後者のどっちが購入すると思いますか?

少なからず言えることとして、後者は買いそうな気配はありませんか??

 

そうなんです。ここでも、フレーミング効果が発動しているのです。

 

前者で何が起きているのかというと、1度買ったチケットをもう一度買うということに関して、このチケットに倍の値段で買う価値があるのかを考えてしまっているのです。

#サンクコストの呪縛だ

 

その一方で、後者は現金がなくなったということなので、単純に所得が減っただけですから、チケットを買うかに迷いが生まれていません。

#なるほど、現金をなくしちゃえばいいのか

#アホ現る

 

この状況で大事なことは、コンサートを観たいかどうかです。

なので、もし、前者のようにチケットをなくしてしまった場合は、「同額の現金を単純になくした時だったらどうする?」と、後者の状況に置き換えて考えてみるといいですね。

#なんでもポジティブに捉えちゃうってこういうこともそうか

 

このように人間は捉え方を少し変えただけで、考え方が大きく変わります。

もし、悩んでいることがあれば、捉え方を変えてみてくださいね!

 

以上。