2020.0403 宝くじに踊らされるアホになるな。

みなさん、おはようございます。

世間がリモートワークを推奨しているにもかかわらず、片道2時間かけて、職場に行っているヤナマリオです。

#在宅勤務自慢するやつ恨む

#でも俺もそうなったら自慢する

 

さて。

今日はなぜ、宝くじがあんなにも人気を博しているのかを心理学的に考えていきましょう。

 

まず、宝くじの当選率をザッと調べてみると。。。

 

よく巷で話題になる年末ジャンボ宝くじ

1等はなんと7億円。

では、その当選確率は。。。

2000万分の1、、、、

 

私も初めて知りましたが、確率的に考えるとこんなノーチャンな出来事があそこまで盛り上がるなんてやっぱりおかしいですね〜

 

では、この宝くじをなぜみんな買ってしまうのか。

 

この宝くじに対して、私たちは2つの選択権が存在します。

 

買うか

買わないか

#俺か俺以外かが脳裏をよぎったのは俺だけ?

 

言い換えると、

 

ワンチャン当たるか

必ず当たらないか

#買いたくなってきたw

 

ここで、昨日までお勉強した、「損失回避性」の登場させます!

 

私たちは手に入れる喜びより失う恐怖が勝つ動物だということですね。これを、宝くじでもこれが転用してみます。

 

買わないことによる損失の可能性が少しでも存在した瞬間、その機会損失を過大評価してしまい、当選確率がいくらかなんて気にせず、宝くじを購入してしまうということです。

 

要するに、宝くじでは2000万分の1以上の確率を私たちは期待してしまっているということになります。

 

「当たる可能性があるんだから、買った方がいいだろ」←これがまさにそう笑

 

このように、低い確率にもかかわらず、リスク追求的になることを可能性の効果といいます。

 

別に、はしたお金を宝くじに費やしているくらいなら全然気にする必要はありませんが、毎年何十枚も買っている人は、その、可能性の効果を教訓に学ぶべきです。

 

これまで宝くじに費やした大金をもっと可能性の高い投資先に投資していれば、より大きな大金が手に入ります。さらに言うと、それを一気に宝くじに投入したほうがはるかに可能性は上がりますね。

#結局、宝くじ買うんかい

 

これは、宝くじに限った話ではありません。

 

くだらない訴訟が起きてしまうのもこれが原因です。

 

くだらない訴訟を起こす側は、勝訴の確率が低いにもかかわらず、可能性の効果が働き、訴訟を起こしているということです。

 

さらに厄介なのは、訴訟を起こされた側は勝訴の確率が限りなく高いにもかかわらず、100%ではないことから、敗訴された時のリスクを懸念して、確実な示談を選んでしまうということです。

 

これは、逆に高い確率にもかかわらず、リスク回避的になる行動ですね。

#確実性の効果

 

くだらない訴訟が起き続けるのはこれが原因だったんですね。。。

 

話がだいぶ、逸れてしまいましたが、人間には低い確率では、リスク追求的になり、高い確率ではリスク回避的になるということを頭の片隅に入れて置きましょう。

 

何らかの意思決定に役立つはずです!

 

以上。