2020.0402 パーを狙うということは。

みなさん、おはようございます。

兄貴の知人が、入社6日前に内定取り消しされたと聞いて、もう会社も信用できない、自己責任の時代になったなーと思ったヤナマリオです。

#そんな思いするなら先に生きる術を身につけるしかない

#そのために必要経費の選別が大事

 

さて。

今日は、連日お話ししている損失回避性からゴルフをテーマにお話ししたいと思います。

#ゴルフで良いスコア出したい人は必見!

 

ゴルフにはボールをカップに入れるまでの基準打数であるパーが設定されてますよね。

パーで回るのって素晴らしいことではないですが、堅実であり、ゴルフ経験者にとってはこの「パー」が基準になるのではないでしょうか。

 

つまるところ、ゴルフにおいては、

 

ボギー:損失

バーディ:利得

 

ではでは。

昨日までのお話を考えてみると、人間は利得な時と損失の時とで価値の重みが非対称であるということを理解していると思います。

 

つまり、バーディを取った嬉しさよりもボギーを取ってしまった悲しみの方が価値として重いということですね。

 

ということは、間違いなく優勝決定戦などのマッチポイント方式でない限り、バーディを狙うパッドよりもボギーを避けるパッド(パー狙いのパッド)の方が集中力があると予測がつきますね。

 

では、実際にバーディ狙いのパッドとパー狙いのパッドとで、成功率に違いはあったのか。

 

プロゴルファーの250万回分のパッティングのデータを集めて分析してみたところ、、、

パー狙いのパッドの方が成功率が高いことが分かりました。

 

ここから、わかる事として、バーディを量産しないと良いスコアを出せないし、優勝することが出来ないにもかかわらず、バーディパッドよりもパーパッドの方が集中出来ているということです。

#完全に不合理的だぞ人間よ

 

ここからは推測になるのですが、パーデイパッドよりもパーパッドの方が成功率が高いということはパッドの中で一番成功率が高いのはパーパッドになるんじゃないかと思うんです。

#さすがにボギーパッドよりもパーパーパッドのほうが集中してるよな

 

つまるところ、良いスコアを出すためには必ずパーパッドを打てる機会を創り出すことが必要になるってことです。

 

ティーショットなどで、少しでも距離を飛ばそうとリスクを取ったりするよりも、必ずパーキープできるプレーを心がけると自ずとスコアが上がるかもしれない。

 

という提案でした。

#なんとなくわかってたけど、意外と論理的に話すと納得する

 

ここでは、パーというのを基準として考えていますが、ゴルフ場によったり、その人のレベルによってはその基準が変わってきたりすると思いますので、基準は、その都度変わる可能性を秘めているということは心置きください。

 

何はともあれ、このように損失回避性というのは、人間の身近なところで現れてます。

 

みなさんも、意識して見つけてみてください。

新たな考えが生まれるかもしれません!

 

以上。