2020.0414 私たちの記憶は操られてるのかもしれない。
みなさん、おはようございます。
コロナ感染拡大対策のため、電車内の窓が少し開いているのですが、昨日は雨が横殴りに降っていて車内に雨が侵入していたので、車内で傘をさしてみたくなったヤナマリオです。
#人少ないからワンチャン傘させるぞ
さて。
今日は、「経験する自己」と「記憶する自己」をテーマにお話ししたいと思います。
#なんだそりゃ
#まあ、追って説明するさ
「経験する自己」と「記憶する自己」はある物事に対して時間軸が大きく違います。
前者はその時々に感じた経験。
後者はある物事の全体的に感じた経験。
ちょっとわかりづらいので、
前田くんが歯医者さんにいったとしましょう。
「今、痛いですか?」
➡︎経験する自己
「全体として治療はどうでしたか?」
➡︎記憶する自己
こういうことです!
ではでは。
「次に歯医者を行こうかな〜」って考えたときに、用いているものって「経験する自己」と「記憶する自己」のどちらだと思いますか??
「記憶する自己」ですよね!
だって、「今痛いですか?」って聞かれた時に感じた感情とかほとんど覚えてないですもんね。
ということは、私たちは記憶上の経験を元に生きているということですね。
その記憶上の経験ってどうやって形成されているのでしょう。
実は、以下の二つの傾向が数多くの実験で認められていて、記憶を形成する上で大きな役割を果たしています。
持続時間の無視
ピークエンドの法則
今日は持続時間の無視を説明していきましょう!
#ピークエンドは明日ね!
さあ、実験なのです。
この実験では、14度の水が入っているバケツが用意されています。
#まあまあ冷たい水です。
参加者は全員、片手ずつ次の2種類の実験に参加してもらいました。
#短時間な実験と長時間な実験の2種類だぞ
a.14度の水に60秒間、片手をひたす。60秒経過したら、手を水から出し、暖かいタオルをもらう。
b.14度の水に60秒間、片手をひたす。60秒経過後、バルブを開き30秒間暖かい水をバケツに流し込み、約1度上昇させる。
これらをそれぞれ2回行った後、参加者は次にどちらを行いたいかと問われました。
参加者はどちらを選好したと思いますか??
普通に考えると、水に浸かっている時間が短い方のaを選好するほうが合理的だと思いますよね。
#冷たい水に浸りたい変態を除く
しかし、aを選好する人よりもbを選考する人の方が多かったのです。
#参加者全員変態説
ここで、「持続時間の無視」という言葉の意味が説明ができます。
つまるところ、人間は感じたことの長さを無視して、感じたことの質を重要視して、評価しているということなのです。
#冷たかった時間の長さなんて関係ないのだ
では、感じたことの質はどう評価されているのでしょうか。
これがまさにピー〇エ〇ドの法則で、説明がつくのです。
#いや、〇つけてても、ネタバレしてるやん
続きはまた明日お話します。
ピー〇エ〇ドの法則は知っとくべきだぞ!
#じゃあ、今日説明しろや
以上。