2020.0617 愛想で人は信用してはいけない

みなさん、おはようございます。

朝から職場のpcにリモート接続できないので、また片道2時間かけて現場に行かないといけない可能性があると怖気づいているヤナマリオです。

#まじ、不定期で繋がらなくなるのダルビッシュ

 

さて。

今日は、『愛想の良さで信用していいのか』をテーマにお話したいと思います。

 

ここ数日は、「ギバー」にフォーカスして、お話しています。

#今週はギバーの話が続いてます!

「ギバー」は、いつも他人の利益を優先して、与える人間を指しますが、与える人間だからこそ、悩ませてしまう問題もあります。

 

それは、第一に信用しすぎてしまうことではないでしょうか。

#気前よくあたえるからこその問題ですね

 

せっかく、「ギバー」になろうと決心したのに、それを目指したがゆえに、誰かに騙されやすくなったなんて悲報を耳にするなんてことがあったら完全に僕の責任なので、

今日は、そこらへんの「信用」をお話をしたいと思います。

#ギバーに興味がなくても「信用」するか否かは大事!

 

それでは、本題に入っていきましょう。

テーマの結論から申し上げますと、

 

愛想の良さは、まったくもって当てになりません。

 

みなさんの経験でもそう感じていると思いますが、50年の調査で、愛想のいい人は、協力的で礼儀正しく見られる傾向があり、無愛想な人は、競争心旺盛で、批判的で、したたかに見られる傾向があると分かっています。

#たしかにそう感じちゃいますね

 

つまり、僕たちには、愛想の良さで人柄を判断してしまう癖があるわけですが、

本当にその癖は正しいのでしょうか。

 

それを決定づける証拠として、愛想のいい被験者と愛想悪い被験者の脳をMRIでスキャンした研究があります。

 

その結果、愛想のいい被験者は、他人の思考、感情、動機を処理する脳の領域が大きいことが明らかになった。

愛想のいい人は、単純に相手のことを考えるリソースが多いからその結果で愛想良くできるだけなんだね。

 

つまり、愛想の良し悪しは、生まれつきの資質であるので、その人が「ギバー」か「テイカー」といった判断はできないということです。

#テイカーは、自分の利益を最優先する自己中心的な人のことです

 

みなさんの周りにも無愛想だけど、色々と気前よく与えてくれる人っていたりしませんか?

そういう人もいるように、愛想と人格は全くの無関係なのです。

 

なんなら、愛想をうまく利用するテイカーがいるかもしれないので、注意が必要なくらいです。

#日本人は愛想のいい人が多い印象はある

#本音はどうだかね笑

 

そういうことを考慮すると、僕たちは、初対面の際に気をつけるべきこととしては、

相手がテイカーなのかマッチャーなのかギバーなのかを見極めながら接する必要がありそうです。

#マッチャーは、貸し借りを考えてバランス良く与えたり、求めたりする人を指します

 

少なくとも今日は、「愛想がいいからといって、その人を信用していい理由にはならない」ということだけを知っていただければ、騙されずに済むと思うので、いいかなと思います。

#みんな気をつけてね!

 

以上。

 

 

2020.0616 人助けをすればそれでいいのか。

みなさん、おはようございます。

5年間保証つきのワイヤレスイヤホンを買い替えたのですが、壊れたワイヤレスイヤホンも5年間保証に入っていることに気づいてしまったヤナマリオです。

#とりあえず、修理に出します

#修理に出したあとどうするかは要検討

 

さて。

今日は、『与え不幸にならないために僕たちができること』をテーマにお話したいと思います。

 

昨日のブログでは、受け取るより与えることのほうが多い「ギバー」というタイプの人間は、最も成功しやすい反面で、最も失敗(不幸)になりやすいというお話をして、それらの理由を突き止めて、彼らの間にあった違いを説明しました。

 

yanamario.hatenablog.com

#スキマ時間に読んでみてください!

 

では、今日はその「ギバー」が少しでも、幸福度を下げない方法を考えていきたいと思います。

#優しくしている人間が不幸なんて許せない!

 

  1. 人助けはまとめてやる
  2. 100時間ルールを決める
  3. 自己犠牲ではなく、楽しみを作る
  4. お金こそ与える

それぞれ不幸にならない方法になってます。

順に説明しますが、気になったものは是非実践してみてください!

 

1.人助けはまとめてやる

 「人助け」は、最終的に誰かの役に立っていないと、逆にストレスが溜まってしまうものです。つまり、大前提として、他人のことだけでなく、自分自身のためにも「人助け」をしなければ、精神的・肉体的なダメージを負ってしまうわけです。

 

その観点から言うと、「人助け」を毎日の日課にしてしまうと、他の日課との見分けがつかなくなることがあるので、「人助け」をしているのに、実際に「人助け」をしたことで得られるはずの貢献度を過小評価してしまうなんてことがあるわけです。

なので、日課にするより一気にまとめて「人助け」をしましょう!

 

もちろん、「人助け」は良いことですが、自分の心身の健康を害さないためにもまとめてやったほうが、

「やってよかった!」っていう実感が湧きやすいですよってお話です。

#「人助け」を否定しているわけではないです!

#まとめて「人助け」するほうが、幸福度も高いんだって!

 

2.100時間ルールを決める

これは、人間がボランティアすることで、自分の幸福度に最も効果のある時間を示していて、

年間で100時間~800時間をボランティアに費やす人々が最も幸福度が高く、人生への満足度が高いというオーストラリア人男性2000人を対象にした調査で明らかになっています。

 

これも、もちろんのこと、「人助け」というのは、相手のためにやることですが、

自分自信のやる気が削がれてからでは、万事休す。

せっかくなら、永遠に「人助け」ができる体を維持したいですね!

 

3.自己犠牲ではなく、楽しみを作る

「人助け」をすると、通常なら感謝されますし、いい気分になると思います。

しかし、全部が全部、自分の思い通りに感謝されるとは限らないですし、

もしかしたら、相手が自分のことを「パシリ」なんて思われているかもしれません。

#そうでないと信じたい、、、

 

そういう意味では、「人助け」をする目的をしっかり持って、その目的に沿った行動を取ることが非常に大事です。毎日の日課だとしていると、いつしか「義務感」しか覚えなくなってしまいます。

#せっかく助けてのにモッタイナイ!

 

つまるところ、ネッタ・ウェインスタインとリチャード・ライアンの研究で証明されているように、与えることによって気力が回復するのは、「義務感」ではなく、楽しく「有意義」だと感じるときなので、目的意識を強く持とうということです!

 

4.金こそ与える

案外、「人助け」をする手段のひとつとして、寄付するという考えは行動レベルの優先順位では低く思われているかもしれません。

 

しかし、お金を誰かのために使うという行為は、自分の幸福度を上げるという報告が心理学者のエリザベス・ダン、ラーラ・アクニン、マイケル・ノートンの調査により判明しています。

 

それに加えて、寄付額の多い人間のほうが、収入が上がるなんて研究もあるくらい、

僕たちは、誰かにお金を寄付することで、そのかわりに働くモチベーションを得られる能力を持っているわけです。

 

寄付することは、いわば、「モチベーションを買っている」のかもしれませんね。

#これを素直にできる奴はもう一生ついていきたいね

 

 

以上で、「人助け」をしている人間が、不幸にならない方法を考えてきましたが、

総じて言えるのは、「人助け」をするときも、常に自分自身に気を遣うべきで、

「利己心」と「思いやる心」の両立が大事だってことです。

 

一緒に両立のできた「人助け」をしていきましょう!

#頑張るぞー

 

以上。

 

 

 

 

 

2020.0615 他者貢献にモヤッとしている方へ。

みなさん、おはようございます。

前から分かっていたことですが、日曜日は家にいる時間が長いと憂鬱になりやすいので、あえて予定を入れてしまおうと画策しているヤナマリオです。

#今頃かよ

#日曜日が一番の宿敵

 

さて。

今日は、『人に与える人間が二極化する理由とその根本』をテーマにお話したいと思います。

 

今までのブログでも、人に与える人間を「ギバー」という言葉で、表現していますが、

その他に自分の利益を最優先する「テイカー」と貸し借りの損得勘定でバランスを取る「マッチャー」がいて、それらは、相手との関係性によっても変わることがあります。

#家族とか友人には基本ギバーなんだけどね

#同僚にはマッチャーかな?

 

しかし、それがビジネスやスポーツといった競争社会になると、相手との関係性とかに関わらず、3種類のタイプのいずれかになると言われています。

#確かに生活がかかっているからね

 

そして、その3種類でどのタイプが成功しやすいのかを研究してみると、最も成功しやすいのが、「ギバー」で最も失敗しやすいのが「ギバー」であることがわかったのです。

 

今日は、その二極化する「ギバー」の違いを考えていきたいのですが、それぞれの「ギバー」をわかりやすくするために、「トップギバー」「ボトムギバー」に別けたいと思います。

そして、どちらの「ギバー」も他人のことを思いやれる良い奴だということは先に申し上げておきます。

 

では、彼らにはどんな違いがあるのか。

 

それは、「利己心」があるかどうかだったのです。

 

つまり、「ボトムギバー」にはなくて「トップギバー」には、あったものが意外にも「利己心」だったのです。

#逆だと思いましたか?

 

ここで、抑えておきたいのは、両者ともに人に与えることを厭わない「ギバー」であるということで、それを自分自身にどう活かすのか否かが大きく差を広げていたわけです。

#だれかのためと自分のためのミックス

 

これは、カナダの心理学者、ラリー・ウォーカーとジェレミー・フライマーの研究によって明らかになっていて、実際に「トップギバー」は「ボトムギバー」より自分の利益を追求するスコアが高かったのです。

 

それに加えてわかることとして、「誰かを助ける」行為と「自分の利益を追求する」行為は両立するということがここでわかるわけです。

 

では、なぜ「ボトムギバー」のように「利己心」がない人間は、失敗しやすいのでしょうか。

#誰かを助けているのに報われないなんて聞きたくないよね

 

自分のやっていることが誰にも感謝されないのに、それをずっと続けていたら、みなさんはどんな気持ちになりますか?

 

この質問は少し極端かもしれませんが、この質問にヒントが隠されています。

つまり、僕たち人間は、与えたことに相当する報いがないと、燃え尽きてしまうのです。

そして、現実は、悲しくも与えた分だけ、見返りが来るようには構造化されていません。

#悲しいけど仕方ない

 

ということは、「ボトムギバー」は、せっかく人に与えているのに、それ相応の見返りが得られないため、

 

「俺ってなんでこんなことしてんだろ。」

って思ってしまい、毎回、与えては燃え尽きてを繰り返しているわけです。

#救ってあげたい今すぐに!

 

ここが、大きく明暗をわけていて、「トップギバー」の場合は、いくら与えたことによる見返りが得られなかったとしても、自分のためにやっていることでもあるので、

 

「あんまり他人に貢献できなかったから次はもっと貢献できる方法を考えよう!」

というように前向きに次の他者貢献に励むわけです。

#一生、他者貢献できるマインドを持てれば、みんなにモテるな!

 

今日、お伝えしたかったのはこの点で、受け取るよりも多くを与えても、決して自分の利益を見失わずに、自分の利益を指針として、「自分は何を与えられるのか」を考えられる他者志向性が非常に大事だということです。

 

もし、他者貢献しているのに、なんかモヤモヤしている人は、ここを意識してみてください!

自分のためにも他人のためにも他者貢献をすれば、モヤモヤから解放されるはずです!

 

以上。

2020.0612 1人で抱え込んじゃう君へ。

みなさん、おはようございます。

今日の快晴ぶりを見ると、昨日と一昨日の暴風は、台風に違いないと思っているヤナマリオです。

#あの暴風は何だったんだろ笑

#ひとまず、天気が回復してよかった

 

さて。

今日は、『人にアドバイスって求めてもいいの?』というテーマでお話したいと思います。

 

みなさんは、最近、誰かにアドバイスを請いましたか?

#僕はあんまり求めてないなあああ

 

「アドバイスをすると、何か借りを感じてしまって、図々しく求めることはできない。」

 

なんて思ったりしてませんか。

#僕も同感です

 

では、アドバイスを求めることは、求める側と求められる側の双方でメリットがあるのでしょうか。

 

まずは、双方のメリットを考えてみましょう。

 

  1. 情報の獲得
  2. 自分の身になってもらえること
  3. 相手との関わり合いが強められる
  4. ゴマすり

 

1.情報の獲得

すっごい当たり前なことなので、次のメリットに移りたいところなのですが、

あとで頼み事ができるように貸しを低予算で作ろうと考えている人がいたとしたら、その考えは案外相手にバレているかもしれません。

リルジェンクィストという研究者によると、そういう狙いはすぐに疑われてしまい、逆に利己的で冷淡な信用のできない人間だと思われるという風に述べています。

#「この人、本当にこれ知りたくて聞いてきてるのかな」なんて思う時ありますよね

#意外と雰囲気で気づいたりしますね

 

2.自分の身になってもらえること

これは、アドバイスを求める側にメリットがあることですが、

アドバイスを求められた人間は、それに応えるために相手の立場を想像し、その身になって考えないと、アドバイスに応えることができません。

そういう意味では、アドバイスを求めることは非常に価値のあることで、

なんなら次のメリットに大変貢献しているのです。

#ここから本腰を入れます!

 

3.相手との関わり合いが強められる

アドバイスを求められた人間は、相手の身になって考えているというのが、大前提としてあるということを思うと、自然と相手のことを以前より知ることになります。

その結果、条件反射的に相手との関係性が深まるので、結果的に求められた側は関係性を深めるきっかけを得ることができるのです。

#仲良くなりたいと思ってる人から頼まれたら嬉しいのはそういうことだね

#仮に断られたら、そういう関係を築きたいっていうサインでもあるね

 

また、人間は、時間やエネルギー、知識、情報を投資して、誰かを助けると、相手がそれに値する人間だと必死で信じようとするなんてこともあります。

これは、自分が行っていることと認知していることにズレがある時、そのズレを無意識的に埋めようとする人間の心理的な癖なのですが、そういうのも作用して、より関わり合いが強まるということです。

 

「こんなにこの人に時間を費やしているんだから、価値のある人間なんだ」

って思わざるを得ないということですね。

#認知的不協和理論って言うんだって

 

4.ゴマすり

「ゴマすり」という言葉は、あんまり良いように思われない言葉ですが、

アドバイスを求めることによって、「ゴマすり」ができちゃうんです。

#ゴマすりをしようなんて思う人にはアドバイスを求めるなんて事できないでしょうけど(煽り)

 

というのも、相手にアドバイスを求めるということは、相手を尊敬していることの現れであると同時に自分の自信のなさや弱さを見せていることになります。

そういう意味で、アドバイスを求められた側からすると、

「こいつは俺のことを評価してくれているな」と承認欲求が満たされるので、自分を慕ってくれるようになるわけです。

 

これで、4つのメリットをすべて説明しましたが、

アドバイスを求めることは、自分だけでなく相手にとってもメリットがあることだというのは理解できたのではないでしょうか。

 

そもそも、人間というのは、アドバイスを求められるのが大好きで、

好きな理由がどうであれ、求められて嫌だと思うことは、よっぽど嫌わている限りないでしょう笑

#嫌わていないことを願うばかり、、、

 

なので、これから、どんどん自分では対処できない問題は、相談したりして、

解決していきましょう!

#一緒に解決しましょう!

 

以上。

2020.0611 主張はしたいけど、受け入れてくれない時。

みなさん、おはようございます。

今日は、朝から腹痛に襲われているヤナマリオです。

#昨夜の強風が開けていた窓から直接お腹に

#体調管理には気をつけたい

 

さて。

今日は、『自分の考えを主張するときに注意したいこと』をテーマにお話したいと思います。

 

おそらく、このブログを読んでくださっている方は、主張しようと思った時に、相手に否定されるのが嫌で、主張を控えたり、主張はするが、みんな受け入れてくれないと感じたりしていると思います。

#僕もその1人です

 

では、どうしたら、主張を受け入れてくれたり、肯定されるのでしょうか。

#意外と難しい問題ですね

 

結論から申し上げますと、

「ゆるいコミュニケーション」を取ることだったのです!

#強く言っちゃダメなの??

 

僕たちは、何かを主張する時、「どうしても相手に伝えたい!」という気持ちが先走り、つい熱を帯びてしまうことがあると思います。

すでに自分のことを有能だと認められている場合であれば、そういうのも含めて受け入れてくれますが、

受け入れてくれない人たちは、そこまでの関係を築けていなかったり、自分の脳力を知らない人間であるので、強く主張することが裏目に出てしまったりします。

#あの歯がゆい感じは悔しいですね

 

それを裏付ける面白い調査を紹介します。

ノースカロライナ大学のアリソン・フラゲイル教授の実験です。

#ゆるいコミュニケーションのエキスパートらしい

#どんなエキスパートだよ笑

 

あなたの乗った飛行機が砂漠に不時着したと想像してみほしい。同僚のジェーミーも一緒です。あなたは12種類のアイテム(懐中電灯や地図)をもっており、サバイバルに重要な順に優先順位をつけなければならない。

 

 

そのランキングをジェーミーに見せると、意見が食い違う。

被験者は、下記の①と②に分かれて、彼の主張を受け入れるかどうかを尋ねられた。

 

①「懐中電灯はもっと優先度を高くしろよ。夜間に信号を送る唯一の手段になるから。それに、反射線とレンズは火を起こすのにも、助けを呼ぶときの信号にも使えるし、これももっと優先度を上げるべきだ。」

 

 

②「懐中電灯はもっと優先度を高くしたほうがいいんじゃないかな?夜間に信号を送るのにとても役立ちそうだよ。それに、反射線とレンズは火を起こすのにも、助けを呼ぶときの信号にも使えるかもしれないよね。」

 

 

みなさんはどちらの主張を快く受け入れますか?

ラゲイル教授の調査では、②のパターンの主張のほうをはるかに快く受け入れる人間が多かったというのです。

#みなさんもそうですよね

 

つまり、相手に強く主張するよりも相手に譲歩する意志、もしくは、少なくとも相手の意見を考慮する姿勢を見せて主張することが効果的なのです。

 

ぼくたちは、何者でもない人間から強気に売り込まれると、拒絶反応を示すように、他人に指図されることを拒みます。それなので、主張はするけど、決定権は相手に渡したままにすることが必要なのです。

 

「君には、あまり良いアイデアではないかもしれないけど、どう思いますか?」

#こんな感じかな?

#ゆるいコミュニケーション初心者

 

こうやって、常に相手に主導権を渡したままで控えめに主張すると、相手はなんの抵抗もなく受け入れてくれるので、素直な返答をしてくれるはずです。

 

しかし、最後にひとつだけ注意してほしいことがあります。

それは、控えめに話してしまうと、逆に損をするときもあるということです。

 

例えば、面接などの自分をセールスしないといけない時だったり、

リーダーシップを取らないといけない時など。。。

 

すでに主張が許されているシチュエーションで、「ゆるいコミュニケーション」を取ると、変に誤解されてしまうので、そういうときは自信を持って、熱を帯びて主張しちゃいましょう!

 

僕は、何者でもない人間ですので、明日から読者のみなさんに常に決定権を持たせられるようなブログを意識して書いていきたいと思います。

 

少しでも、ご参考になればと思ってます!

 

以上。

2020.0610 間違えを正当化する理由。

みなさん、おはようございます。

ランニングをしていると、ふくらはぎが張り裂けそうなくらいパンパンになってしまうヤナマリオです。

#衰えた体をなんとかするぞ!

#走ると気持ち良いよ!

 

さて。

今日は、『決断した道が失敗した時に自分を正当化してしまうのはなぜか』というテーマでお話したいと思います。

 

僕たちは、日常的に「お昼何食べようか」「今日は何時までに仕事を終わらせようか」などと見ず知らずのうちに、たくさんの決断を下していると思います。

 

日常的な決断なら、特に失敗したとしても素直に自分を受け入れて、改善策を考えることもできるでしょう。

しかし、自分の進路に関することや、チーム全体での決断といった、将来に大きく関わるような大きな決断となると、ぼくたちは、下した決断が失敗だったとしても、それを素直に受け入れず、ましてや、その決断を正当化して、さらなるテコ入れをしたりするわけです。

#負けこむギャンブラーがそれでもギャンブラーで取ろ戻そうとするのと同じだね

 

このように、今までの下した決断を埋没費用として考えることができず、取り返そうとする行動サンクコスト効果と呼ぶわけですが、

今回はそれだけでは、終わりません。

 

自分を正当化してしまう理由を突き止めるのには、これだけでは物足りません。

#サンクコスト効果だけでは自分を正当化しないだろ

 

そうです。

それよりも自分を正当化してしまう要因が3つ存在するのです。

 

1.後悔の予期

「ここでもう一度、チャレンジしないと、将来後悔するのではないか。」

 

2.計画の完了

「計画が完了しないと失敗かどうかはわからない。」

 

3.エゴの防御

「失敗だと認めると、自分のメンツが保てない。」

#これが最も強力

上記2つは、人間が抱えている心理的な問題ですので、致し方がない部分ではありますが、3つ目は、考え方で変えることができる問題ですので、もう少し深堀りしてみます!

 

まず、大前提として、私たちは、損失に対して非常に敏感であるということが数々の研究でわかっており、みなさんも日常生活の中で、一度手に入れたものを手放せなくなるようにその敏感さは重々に理解していると思います。

 

この前提に加えた形で、「エゴの防御」が働くわけですが、この「エゴの防御」は、人によって、個人差があります。

つまり、自分を正当化しやすい人間としにくい人間がいるということになります。

#その差ってなんですか?

 

その差を「テイカー」と「ギバー」で説明できるわけです。

#自分の取り分を最優先するテイカ

#他人に与えるのを厭わないギバー

 

どういうことかと言うと、

イカーの場合、自分の取り分を非常に重要視していますから、

自分の意思決定のミス=自分の全責任

というように完全に自分自身に矛先が向くわけです。

その結果、「エゴの制御」が働き、自分を正当化して、さらなる投資をしたり、可能性が潰えるまでギャンブルを続けたりします。

 

一方、ギバーの場合、他人を思いやる気持ちがありますから、

自分の意思決定のミス=自分の責任

となったとしても、俯瞰で見ることができますから、自分を正当化して、他人に悪影響を及ぼすことがありません。

さらに、彼らはそういう時こそ、他人と協力しますから、柔軟な意思決定ができます。

 

つまり、テイカーもギバーもお互いに損失を認めない気持ちがありながらも、ギバーは「他人」を思いやる気持ちをきっかけに、負のスパイラルから抜け出せるのです。

#失敗したら、周りの気持ちを考えれば、歯止めをかけられるかも!

 

今日、お伝えしたかった点はここで、

万が一、間違えた決断をしてしまい、自分を正当化しそうになった時は、正当化することによる周囲への悪影響と天秤にかけて、考えるほうが得策だということです。

#結局自分に跳ね返ってくるからね

 

明らかな失敗を認めず、永遠に自分のメンツを保とうとするより、

失敗を認めて、メンツを取り返したほうが圧倒的に手っ取り早いですし、

なんなら、自分のメンツを保ち続けるメリットなんて、そんなにないよねって言い聞かせたいですね!

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.0609 原石なんて探すものじゃない。

みなさん、おはようございます。

土曜日にジムで懸垂をしてきたのですが、痛い箇所が背中、上腕二頭筋、腕とどんどん変化していって、ツラいヤナマリオです。

#2ヶ月くらいサボってたのが仇となった

#家だとあそこまで追い込めないんだよな~

 

さて。

今日は、『天性の才能を持った原石を探すことは本当に正しいのか』というテーマでお話したいいと思います。

 

スポーツの世界では、よくあることだとは思いますが、ビッグクラブと呼ばれる強いチームは、とんでもない大金を注ぎ込んで、天性の才能を持つ選手を獲得する報道をよく目にします。ビッグクラブの狙いとしては、どこよりも早く才能のある選手を獲得したいという気持ちがあるのでしょうが、そういう選手が大活躍しているところをあまり見たことないのは僕だけでしょうか。

#もちろん、活躍している選手もいるけど、割合的にはもっと多くてもいいはずだよね

 

結局、ビッグクラブは、才能が開花した実績のある選手を獲得して、やり過ごしていることが多いように見えます。まあ、お金があるからいいんでしょうけど笑

 

その一方で、ある中堅レベルのチームは、才能のある選手をたくさん育て上げ、ビッグクラブへ排出していて、才能のある選手が多い印象を受けるのですが、

 

なぜ、このようにビッグクラブと中堅クラブで差が生まれるのでしょうか。

#この差ってなんですか?

#スカウトの差なのか?

 

それを一言で言うと、自己成就予言」が働いているからなのです。

 

自己成就予言」とは、他人から期待されると、それに沿った行動をとって期待通りの結果を実現することです。

#そんなバナナ

 

こんな、超能力みたいなものを信じられない人もいると思うので、ハーバード大学の心理学者ロバート・ローゼンタールがサンフランシスコの小学校で実施した研究を紹介したいと思います。

 

この研究では、18クラスの幼稚園から小学5年生までの生徒に知能検査を受けてもらいました。このテストでは、学習や問題解決に不可欠とされる、会話能力と推理力を客観的に判定するもので、その結果からローゼンタール先生と校長先生がポテンシャルのある人間を20%抽出して、それぞれの教師に共有しました。

 

 

そうすると、その20%の生徒たちは、1年後、2年後、3年後と急速に成長を遂げていったそうです。

#1年で50%も知能が上がった超人もいたみたい

#え、ローゼンタール先生と校長先生の見る目ありすぎじゃない笑

 

しかし、実は、この20%の抽出された生徒は、最初からテストのスコアが高かったわけではなく、ランダムで抽出したらしいのです。。。

#え、じゃあ未来予知??笑

 

そう、これこそが「自己成就予言」で、中堅レベルのチームが多くの選手を育て上げられる理由なのです。

 

それ以外にも多くの実験で、同じ効果が見られています。

ここで言えることは、指導者や教師が教え子に対して期待を抱くことがとりわけ重要になるということです。

人間は、期待されるとそれに伴い、セルフイメージが塗り替えられるという証ですね。

 

では、冒頭に戻りますが、今日のテーマである「天性の才能を持った原石を探す」というのは本当に正しいのでしょうか。

どちらかと言うと、「原石を探す」というより「原石を磨く」といった表現のほうが、正しい気がしますね。

 

元に、人が才能を伸ばすきっかけになるのは、「やる気」であることもわかっており、僕たち人間は、どれだけ長い時間、継続して、取り組むことができるかがポテンシャルを引き出す源になるわけです。

#結局、天才と称される人間もそれほどの努力をしているってことだね

#粘り強さも大事だね

 

そういう意味で言うと、「やる気」を持ち続けられる環境というのが、非常に重要だということですね。

#そういう環境を作っていこう!

 

以上。