2020.0615 他者貢献にモヤッとしている方へ。

みなさん、おはようございます。

前から分かっていたことですが、日曜日は家にいる時間が長いと憂鬱になりやすいので、あえて予定を入れてしまおうと画策しているヤナマリオです。

#今頃かよ

#日曜日が一番の宿敵

 

さて。

今日は、『人に与える人間が二極化する理由とその根本』をテーマにお話したいと思います。

 

今までのブログでも、人に与える人間を「ギバー」という言葉で、表現していますが、

その他に自分の利益を最優先する「テイカー」と貸し借りの損得勘定でバランスを取る「マッチャー」がいて、それらは、相手との関係性によっても変わることがあります。

#家族とか友人には基本ギバーなんだけどね

#同僚にはマッチャーかな?

 

しかし、それがビジネスやスポーツといった競争社会になると、相手との関係性とかに関わらず、3種類のタイプのいずれかになると言われています。

#確かに生活がかかっているからね

 

そして、その3種類でどのタイプが成功しやすいのかを研究してみると、最も成功しやすいのが、「ギバー」で最も失敗しやすいのが「ギバー」であることがわかったのです。

 

今日は、その二極化する「ギバー」の違いを考えていきたいのですが、それぞれの「ギバー」をわかりやすくするために、「トップギバー」「ボトムギバー」に別けたいと思います。

そして、どちらの「ギバー」も他人のことを思いやれる良い奴だということは先に申し上げておきます。

 

では、彼らにはどんな違いがあるのか。

 

それは、「利己心」があるかどうかだったのです。

 

つまり、「ボトムギバー」にはなくて「トップギバー」には、あったものが意外にも「利己心」だったのです。

#逆だと思いましたか?

 

ここで、抑えておきたいのは、両者ともに人に与えることを厭わない「ギバー」であるということで、それを自分自身にどう活かすのか否かが大きく差を広げていたわけです。

#だれかのためと自分のためのミックス

 

これは、カナダの心理学者、ラリー・ウォーカーとジェレミー・フライマーの研究によって明らかになっていて、実際に「トップギバー」は「ボトムギバー」より自分の利益を追求するスコアが高かったのです。

 

それに加えてわかることとして、「誰かを助ける」行為と「自分の利益を追求する」行為は両立するということがここでわかるわけです。

 

では、なぜ「ボトムギバー」のように「利己心」がない人間は、失敗しやすいのでしょうか。

#誰かを助けているのに報われないなんて聞きたくないよね

 

自分のやっていることが誰にも感謝されないのに、それをずっと続けていたら、みなさんはどんな気持ちになりますか?

 

この質問は少し極端かもしれませんが、この質問にヒントが隠されています。

つまり、僕たち人間は、与えたことに相当する報いがないと、燃え尽きてしまうのです。

そして、現実は、悲しくも与えた分だけ、見返りが来るようには構造化されていません。

#悲しいけど仕方ない

 

ということは、「ボトムギバー」は、せっかく人に与えているのに、それ相応の見返りが得られないため、

 

「俺ってなんでこんなことしてんだろ。」

って思ってしまい、毎回、与えては燃え尽きてを繰り返しているわけです。

#救ってあげたい今すぐに!

 

ここが、大きく明暗をわけていて、「トップギバー」の場合は、いくら与えたことによる見返りが得られなかったとしても、自分のためにやっていることでもあるので、

 

「あんまり他人に貢献できなかったから次はもっと貢献できる方法を考えよう!」

というように前向きに次の他者貢献に励むわけです。

#一生、他者貢献できるマインドを持てれば、みんなにモテるな!

 

今日、お伝えしたかったのはこの点で、受け取るよりも多くを与えても、決して自分の利益を見失わずに、自分の利益を指針として、「自分は何を与えられるのか」を考えられる他者志向性が非常に大事だということです。

 

もし、他者貢献しているのに、なんかモヤモヤしている人は、ここを意識してみてください!

自分のためにも他人のためにも他者貢献をすれば、モヤモヤから解放されるはずです!

 

以上。