2020.0326 直感が実を結ぶとき。

みなさん、おはようございます。

今日、あれ以来ジムに行くのですが、注意してきた人がいないかどうか心配で仕事が手につかないかもしれないヤナマリオです。

#もうスマホはポケットの中に

 

さて。

昨日のブログでは、競馬や株取引など、予測妥当性の低い環境だと、人間の直感的な思考回路は役に立たず、またほとんどの場合は、直感→論理的思考へと脳は働いていますので、こういう場合では人間だけで意思決定することは望ましくないとお話しました。

#直感→論理的思考という話を昨日してなかったかもしれない

 

では、スポーツ選手などを挙げると分かりやすいかもしれませんが、ほとんど考える時間も与えられていない状況で、ほぼほぼ直感だけで、正確な意思決定ができている人達は宇宙人なのかと疑問に思ってしまうんで、今日はその話をさせていただきます。

 

結論から言ってしまうと、直感が正確な意思決定をもたらす条件として、

 

1.十分に予見可能な規則性を備えた環境であること。

2.長期間にわたる訓練を通じてそうした規則性を学ぶ機会があること。

 

順に咀嚼していきましょう。

 

まず、1

どういうことかと言うと、直感的な意思決定が正確になる環境として、スポーツといったように、それ自体に複雑性はあるけれども、基本的に秩序があるものが挙げられます。ある枠組みの中以上のことは起きないので、予見範囲が限定でき、規則性が生まれるということなのです。

 

そして、2

簡単に言えば、上記のそれらを何回も何回も経験できるかということです。

 

これも結構重要で、どんなに予見可能で規則性を備えた環境だとしても、行動を起こしてからフィードバックが得られるまでのタイムラグが長かったりすると、多くの経験を蓄積できないので、直感的な意思決定が育まれないのです。

 

つまるところ、直感的な意思決定が可能になるのは、ある条件内の環境下でかつ多くの経験をしていなければならないということです。

#結局、継続力なんだね

 

昨日のブログと足し合わせてみると、意思決定をする際に頼るべき対象の棲み分けが出来ましたね。

 

まとめると、

 

予測妥当性が低い環境下は、アルゴリズムに。

ある一定の条件下の規則性のある環境で、多くの経験をしている場合は、直感に。

 

なんかしらの意思決定をする時に、意識してみてください。どう意思決定するかや誰に相談するかを考える時に非常に有効的になると思います!!

 

こうやって、意思決定をテーマに話を進めてきましたが。。。

 

私たちがこれからを生き抜くためには、アルゴリズムを使えるようになるか、得意ジャンルで直感を鍛えるかの2択になるということですね。

 

しかし、そんな簡単でしょうか??

そもそも、意思決定を無意識にしてしまうことだってあるでしょうし、こうやって様々なバイアスを知らないと、いつまで経っても同じバイアスに引っかかり過ちを繰り返すはず。

 

そんなことがないように、私はこれからも人間の癖を勉強していって、みなさんが常にバイアスに囚われずに夢を追いかけられるようにしていきたいです!

 

以上。