2020.0313 コロナ対策の是非
みなさん、おはようございます。
入社してからまだ1年なのに、退職することにそこまでの反対の意を評さない親にむしろ、怖さを覚えるヤナマリオです。
さて。
昨日に利用可能性ヒューリスティックという、人間は自分が思い浮かぶ内容を過大評価し、それを元に意思決定してしまうことを学びました。
では、この利用可能性ヒューリスティックを新型コロナウイルスと一緒に考えてみます。
ここでは、市民、報道者、政府、専門家の3種類に大別出来ると思います。そして、それぞれの役割や特徴を見ていきましょう。
「市民」
ニュースなどメディアを通じてコロナウイルスを知る。特に、ニュースは毎日、感染者やそれによる死亡者ばかりを報道し、市民はコロナウイルス自体の特徴を知らない。
「報道者」
世の中に起きていることを伝える人間。しかし、彼らは市民が注意を引くようなトピックを取り上げないと自分の生活に支障をきたすため、直感的に理解できてドラマティックなことばかりを誇張し、報道する。
「政府」
彼らも市民同様の知識しかありません。しかし、国の意思決定を下す責任があるため、なんとかして情報収集しなくてはいけない。
加えて、市民の動揺を鎮めるために市民が納得できる対応をとる必要がある。
#民主主義は大変だ
「専門家」
唯一、コロナウイルスの本質を知っている人間。彼らはどんな時にコロナウイルスが活性化し、どういう感染経路を持つのかを知っている。
こんな感じですかね。
このなかで、大きく関係しているのが「市民」と「報道者」、「専門家」と「政府」になってきます。
「市民」と「報道者」は、先ほどのことからも分かるようにドラマティックな報道に市民が飛びついてる形です。
それにより、市民はコロナウイルスを過大評価し、世界を滅ぼすとは言わずとも、とんでもない力を持っていると思ってしまいます。
#直感的なシステム1が作動中
「政府」と「専門家」は、お互いwinwinの関係ではあるものの、政府はひとつだけ注意しないといけないことが。。。
それは、専門家の質。
あらゆるリスクを勘案しする広い視野を持ち、リスクを減らす手段に精通して行かなければならないということ。
いくら、専門家だからといって、コロナウイルスの専門家であって、心理学の専門家ではないので、多数のバイアスを知っているかは信用できない。。。
これらを知った上で、政府が動いていることを願うばかりですが、どうなんでしょうか笑笑
こうやって、考えてみるとわかりますが、誰だって意思決定をしますから、多少のバイアスくらいは把握するor受け入れておく免疫を持っとくべきだと思います。
#コロナウイルスに対する免疫より大事
また、自分一人だけでは意思決定をしようとせず、合理的に物事を判断できる人間と一緒に考えるべきだとも思います。
#未熟な私だけど、どんどん利用してね
私はこれからもみなさんにバイアスを受け入れる免疫を届けられるように頑張ります。
以上。