2020.0311 数字に惑わされる人間ども。
みなさん、おはようございます。
『ナンパが最強のソリューションである』という本を読んで、今すぐにでもナンパしたいって思ってるヤナマリオです。(#絶対無理)
さて。
今日もみなさんの頭を操っていきたいと思います。(#急にどうした)
では、みなさんに15という数字を与えます。
この数字を今すぐに忘れてもいいですし、いざという時に使ってくれてもかまいません。
この数字の意図は特にありません。
それでは、下記の質問に答えてみてください。
最近、ニュースを持ち切りにしている新型コロナウイルス。
その致死率は2%ですが、過去に今回のように報道されたSARSの致死率はいくつでしょうか。
どのくらいなんだろーって思った人は、おそらく、先ほどの15と2という数字の間のいずれかを答えにしたんじゃないかなって思います。
コロナウイルスとSARSの致死力の違いを全く検討できなければ、1%とする人もいるかもしれませんが、いないことを願います。。。
このように提示された数字を元に答えの知らない数字を考えてしまう人間の癖をアンカリング効果といいます。
人間は必ずとして事前に頭にインプットされた数字を元に考えてしまうんですね。
また、その数字を元に考えた時、その数字より大きいか小さいかを判断し、大きければそれより数字を大きくしていき、自分が判断できないところで停めて、停めた数字を答えにする調整プロセスとしてのアンカリング効果が働くみたい。
ここで、「2とか15とかそんな数字を無視して答えたんですけど!!」
こんなふうに言ってくれる面白い人がいると思うんで、次の質問を考えてみてください。
#もうさっきの数字は忘れてね。
昨日の睡眠時間に占める浅い睡眠の割合はどのくらいですか。
ちなみに、他にはレム睡眠と深い睡眠があります。
浅い睡眠の割合は平均的には40%-60%くらいですが、そんなのはここではどうでもいい笑笑
みなさんはおそらく先ほどの数字が邪魔して51%以上だと思った人はいないとおもってます。(#たぶんね)
忘れてねといっても無意識にその数字を対象にして、考えてしまってしまうんです。
こうやって、調整プロセスとしてのアンカリングが働かなかったとしても、無意識に頭の中で連想され、それに引っ張られた回答を用意してしまうことプライミングによるアンカリング効果といいます。
今日、何が言いたかったというと、人間は事前にインプットされた情報から逃げることはできないよってことですね。
知らぬ間に自分が本意としてない行動を取っているのも事前の数字に操られてるからだよってことを意識してもらえると嬉しいです。
ちなみに、SARSの致死率は9%みたいだよ。
コロナのほうが、死の危険はないですが、患うとそれはそれで面倒なので、注意していきましょう!!
以上。