2020.0527 同調行動をしてしまう人間。

みなさん、おはようございます。

本日でリモートワーク2日目になりますが、職場より、家のほうがなにからなにまで環境が整っていることに気づいたヤナマリオです。

#ゲーミングチェア、30万PCを所持している僕は無双状態

 

さて、今日は、『一人ひとりが同調行動に依存しない環境とは』というテーマでお話したいと思います。

 

昨日は、同調行動が実際に、どんな効果をもたらしていたのかをお話しました。

結論として、同調行動は、生命の維持には、貢献するが、それがゆえに崩壊してしまうリスクも潜んでいるということでした。

#気づかぬうちに、悪い方向に向かってしまうのね

#詳しくは、昨日のブログで!

 

それでは、今日は、その同調行動に依存しないためには、どんな対策を講じる必要があるのかを考えていきたいと思います。

 

同調行動というのが、「多様性」を阻害してしまい、個人それぞれが持つ「価値観」を打ち消してしまうというのは、多くの人が納得いただけると思うので、もう結論に入ってしまいましょう。

#打倒!同調圧力

 

  1. 真の悪魔の代弁者を探せ
  2. 解決策だけにフォーカスするな
  3. 新参者の考えも受け入れる 

 

では、順に説明していきます。

1.真の悪魔の代弁者を探せ

 まず、わたしたちには、好んでいるものがあると、好んでいるものを支持する情報だけを探し、相反する情報を無視するような特徴を持っています。

#確証バイアスって言うよ

#元々、多様性を受け入れる体質がないんです

 

その確証バイアスという現象から身を守るために、「真の悪魔の代弁者」の力をお借りするのですが、「真の悪魔の代弁者」というのは、好んでいるものが自分と相反する人間で、自分と好みが別れている人間のことです。

#本当に考え方が違う人だね 

 

ここで注意してほしいのは、「悪魔の代弁者」という奴が紛れていて、そいつは、好みが別れていないのに、なにかしらの理由で、対立しようとします。

#たまにいる、何かと否定してくる奴ね

 

こういう人間とは、有意義な議論ができず、研究によると、「悪魔の代弁者」と議論をしたところで、好みが変わることが極めて少ないことがわかっています。

つまり、時間の無駄なのです。

#お前にかまっている暇はない

 

その一方で、「真の悪魔の代弁者」との議論では、建設的な議論ができ、好みが変わることがあるということがわかっており、また他の研究では、多くの解決策を見いだせることもわかっています。

 

つまり、「真の悪魔の代弁者」は、僕たちに誠心誠意反論をするため、僕たちの心の中にある疑念に訴えかけるのです。

 

2.解決策だけにフォーカスするな

ある事象に対して、私たちはすぐ解決策(=答え)を見出そうとします。

Amazonがあそこまで大きくなったのは、物流ネットワークを的確に構築できたからだ!」

こんなふうに、私たちの脳は即座に、その出来事が起きている理由を見つけようとして、出来事に一貫性をもたらそうとします。

 

しかし、それが大きな欠点を生み出しているのは、みなさん、お気づきでしょうか。

 

Amazonがあそこまで大きくなったのは、物流ネットワーク然り、AWSサービス、ジェフ・ベゾスなど、数多くの戦略の上に成り立っているというのは、少し考えれば、分かる話。

 

それでも人間は、一つの解決策だけを頼りに物事を解決へと導こうとしてしまうのです。その結果、広い視点で学ぶ機会を失ってしまい、多様性を失ってしまうのです。

#同調行動がしやすい環境を自ら作ってしまっていたのか。。。

 

ここで言いたいのは、単独で解決策を見つけようとせず、問題を共有することを心がけようということです。

#なんでも共有しちゃえ

そうすれば、様々な視点で物事を考える機会に恵まれます。

 

3.新参者の考えを受け入れる

上記でもお話しましたが、私たちは、単独で解決策を見出そうとして、自ら視野を狭めてしまっていますが、もっと、視野を狭めている行動を取ってしまっているのお気づきでしょうか

 

それは、新参者の相手をせずに、耳を貸さない事です。

 

「なんにも知らないくせに水を差しやがって」

という考えを持っている人もいるとは思いますが、同じ知識レベルを持っている人間だけの意見だけを聞くようにしてしまうと、それこそ同調行動になりかねません。

 

そういう意味では、新参者のような、自分たちと視点が真逆な人間の意見は、非常に貴重で、自分たちの凝り固まった考え方を再編させる良い機会になるのです。

 

当たり前なことを言っているようですが、無意識に私たちが避けてしまっていることなので、こうやって、説明させていただきました。

 

総じて言えることとしては、「多様性」を受け入れるということで、それぞれが固有の考えを持つことに抵抗を持たないような環境が必要だということです。

#僕はそういう環境を作りたい!

 

僕は、それを実現すべく動き出していますが、動き出せずに悩んでいる方には、ご参考になればなと思っています。

#一緒に頑張ろ!

 

以上。